花粉症はつらいものです。

鼻水やくしゃみ、鼻づまりといった鼻の三大症状に加え、
目のかゆみや涙、充血、人によっては、ノドや皮膚のかゆみ、
頭痛などの症状が現れる花粉症は本当につらいですね。

花粉症は季節性アレルギー性鼻炎とも言われ、
アレルギーを引き起こす植物の花粉が飛んでいるときに発症します。

花粉症の原因としてスギ花粉が有名ですが、
実はこんな植物も花粉症の原因になります。

ではどんな植物が花粉症を引き起こすのでしょうか?

実は花粉症を引き起こす植物はほかにもあり、
日本では60から80種もあるとのこと。

こんなにあるとは驚きですね。

主な植物を挙げると以下のような種類があります。
( )内は植物の開花時期です。

・春は、
ヒノキ(3~5月)、スギ(2~5月)、スズメノテッポウ(3~6月)、
イチイ(2~4月)、シラカバ(4~6月)、ハンノキ(2~4月)、
ネズ(4~5月)、ハルジオン(4~5月)、ホソムギ(5~6月)、
イチョウ(4~5月)、コナラ(4~5月)

・夏は、
イネ(7~8月)、カモガヤ(6~8月)、キョウチクトウ(6~9月)、
オオアワガエリ(5~9月)、テンサイ(7月)

・秋は、
ブタクサ(8~10月)、ヨモギ (9~11月)、
セイタカアワダチソウ(10~11月)、メヒシバ(7~9月)

特にアレルギーを起こす植物は、スギを筆頭に、ヒノキ科、イネ科、
キク科の植物が多いようです。

そして、例えば、イネ科の植物でアレルギーを起こす人は、
個々の植物に反応するのではなく、イネ科植物の花粉に反応します。

これは、ほかの植物でも同じことが言え、
花粉に含まれているアレルゲンがきわめて類似しているからとのこと。

花粉症の症状がひどい人は、アレルギーとなる植物の開花時期の2週間くらい前から
花粉症対策を行うようにしたほうがいいでしょう。

 

それにしても冬以外は、
ほとんどが花粉症の危険があるということですね。

毎日体調管理をしっかりして免疫力を高めておく必要がありますね。