一口に花粉症と言っても、花粉症の原因となる花粉は様々です。

なぜアレルギーがおこるのか、
そして花粉症の原因となる花粉について調べましたので参考にしてください。

 

花粉症は、アトピー性皮膚炎や喘息などと同じ
アレルギー疾患の1つだと言われています。

アレルギーとは、なんらかの原因で異物が身体に入り込んだ時、
その異物を排除しようとする身体の防御反応が過剰に起こってしまう事です。

つまり、花粉症の場合、アレルギーを引き起こす原因となる物質である
アレルゲンが、「花粉」と言う事になるのです。

アレルゲンとなる花粉の種類は、現在国内で約50種類以上、
一説には約80種類もあると言われています。

代表的なものとしては、スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサ、
ヨモギ、シラカバ等が挙げられます。

この中でも、一般的に良く知られているのはスギ花粉で、
スギ花粉は毎年2月から4月にかけて飛散します。

この時期にくしゃみや鼻水と言った典型的な花粉症の症状が
2週間程度続いたとしたら、アレルゲンはスギ花粉だと考えても良いでしょう。

また、スギ花粉と並んでアレルゲンとして良く知られている花粉が、
ヒノキ花粉です。

ヒノキ花粉が飛散するのはスギ花粉よりも少し遅く、3月から5月にかけてです。

もし、スギ花粉のピークが過ぎても、花粉症の症状が治まらないという方は、スギ花粉と共にヒノキ花粉にもアレルギー反応を起こしていると考えられるでしょう。

また、ブタクサやヨモギの花粉は、秋頃に多く飛散します。

花粉症はアレルギー疾患の1つですので、
アレルゲンとなる花粉を身体に侵入させないようにする事が、
花粉症予防には効果的と言えるのです。

そのためにも花粉が飛散する季節になったら、
病院え行き薬を服用する。

外出の際にはマスクをつける。

洗濯物は室内に干す。

帰宅時には室内に入る前に花粉を払い、
シャワーを浴びるといった地道な対応が必要です。

最後に
あなたの症状がどの花粉が原因なのかはっきりしない場合は、
病院へ行きアレルゲンの検査をしてもらうことをお勧めします。