花粉症の症状を軽減する方法には、
食べ物による抵抗力のアップや体質改善など様々な療法があります。

また花粉症の症状を軽減する薬も存在しています。

その中でも最近では、1シーズン花粉症の症状が
られる注射と言うものが話題になっているようで、
御存知の方も多いのではないでしょうか。

それでは、本当に花粉症の症状に注射は効果があるのでしょうか。

まず、花粉症の注射には4つの種類があります。

  • 副腎皮質ホルモン
  • 減感作療法(免疫療法)
  • 星状神経節ブロック
  • ヒスタミン添加グロブリン

です。

副腎皮質ホルモンの注射は、
アレルゲンを身体から排除させようとする防御反応の力を取り除いてしまう事で、
アレルゲンを身体の中に受け入れ、症状を軽減させます。

ただ、免疫力が低下されますので、副作用には注意が必要です。

 

減感作療法や免疫療法の注射は、
身体の中に抗原を注射する事によって、体質そのものを根本から改善させる方法で、
効果はありますが治療に3年はかかると言われています。

 

星状神経節ブロックの注射は、
星状神経節を注射によって刺激する事により、
鼻の粘膜の血流や自律神経の働きを活発にして、くしゃみ、
鼻づまりと言った花粉症の症状を軽減させます。

 

ヒスタミン添加グロブリンの注射は、
減感作療法のひとつです。

ヒスタミンを身体の中に入れる事によって、体内にヒスタミンが作られたとしても、
それに対しての耐性が出来ているので、花粉症の症状を抑える事が出来ます。

このように、ひとくちに花粉症の注射と言っても、様々な種類があります。

注射を打つ場合には、
それぞれの効果と副作用を良く考慮して選択するようにしてください。